重本コンサルティングオフィス
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2018/5/15

新入社員のヤル気を高める言葉

 
 
 GWも終わって1週間過ぎたが、なかなかエンジンがかからないというビジネスパーソンも多いだろう。特に、4月に入ったばかりの新人社員は、入社時の高揚感が醒めると同時に、会社・組織・仕事の実態が見えてきて、そのギャップに不満を募らせ、やる気を失っているかもしれない。

 そのようなモチベーション低下気味の新入社員たちに上司や先輩はどのような言葉をかければよいのか? 「甘ったれるな、つべこべ言わずに働け!」ではイマドキの若者は動かず、下手をするとパワハラ扱いされる危険があるのは承知の通りである。

 これについて、前々回のコラムで触れた、ソニー生命による「社会人1年目と2年目の意識調査2018」で、「落ち込んでいるとき(仕事上で失敗したときなど)に、先輩社会人に言われたら、やる気に火がつくセリフ」というのを尋ねている。なかなか参考になると思うので、上位5つを紹介したい。

① 「君がいて助かった、ありがとう」 45.7%
② 「本当によく頑張った」 29.5%
③ 「何でも相談してね」 27.6%
④ 「一緒に乗り越えよう」 18.5%
⑤ 「失敗なんか気にせず前進だ」 15.2%

 実際に上司・先輩がかける言葉としては2位の「よく頑張った」が多いのではないだろうか。もちろんこれも効果のあるセリフなのだが、留意したいのは、「頑張った」というのはどちらかといえば上から目線の言葉になってしまうという点だ。たとえば、上司の努力に対して、部下が「頑張りましたね」とは一般的には言わないことを考えればわかっていただけると思う。先輩なのだから上から目線でいいだろうと言われればそれまでだが、やはりその格差は気になる。

 これに対して、1位の「ありがとう」は対等の立場に立った、あるいは相手を認めたうえでの言葉といえる。こちらの方が、より受け入れられやすい点に注目したい。先ほどの例で言えば、部下が上司に「ありがとうございました」と言うのは自然である。

 特に女性は、こういった感謝の言葉や褒め言葉、自分を支えてくれていることがわかるような励ましの言葉が有効との調査結果が出ている。女性の新入社員には、意識的に活用してみてはいかがだろうか。

 次に、逆に新入社員のやる気を損なうNGセリフを示しておこう。 「先輩社会人に言われたら、やる気が奪われるセリフ」の上位5つは次の通りとなった。

① 「この仕事向いてないんじゃない?」 31.0%
② 「ゆとり世代だなぁ」 24.5%
③ 「私が若いころは○○だったのに」 21.8%)
④ 「やる気ある?」 21.6%
⑤ 「そんなことは常識でしょ」 19.3%
 
 身に覚えのある方も多いと思う。大して悪気はないため、つい口にしてしまいがちである。今後は上記のようなセリフは吞みこむようにしたい。

 以上の結果は実際に役立つものではないかと思う。新入社員のやる気が高まれば、上司や先輩のやる気も高まり、ひいては職場モラール向上にもつながる。言葉ひとつで職場の雰囲気が大きく変わることをあらためて認識しておきたい。


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