ケーススタディ/問題作成
 
 ケーススタディの重要性

研修の様子 研修のテーマは、仕事を行う上で知っておく知識や必要なスキルを身につけるための「知識・スキル型」と、考え方や態度を変えることで行動の変革につなげる「態度・行動型」に大別できますが、どちらも大切なのは、研修で得たものを実践に活かすことです。
 
 実践に活用するためには、座学だけでなく、実際に起きた事例を研究したり、職場で現実に直面する課題を考えたりするケーススタディが重要となります。ケーススタディを用いることで、実践への応用に向けて社員の理解が着実に深まるからです。実際、研修におけるケーススタディによる実践的なトレーニングの有効性は、産業心理学などの分野でも実証されています。

 一方で、ケーススタディには、ケースの作成が大変であるというマイナス面が存在します。研修を自前で実施している企業も多いと思いますが、毎年同じケースを使用したり、汎用的なケースで自社の実態と合っていないものを仕方なく使用したりしているところもあるのではないでしょうか。このような自社のニーズとズレのあるケーススタディでは、その効果も半減してしまいます。
 
昇進・昇格試験の作成も大変

 また、社員の昇進や昇格にあたって、マネジメントや一般常識等について、求められるレベルにふさわしい知識を有しているかをペーパーテストで確認・判定する企業も多いと思います。

 こうしたテストを社内作成する場合、人事部門の担当者などが市販の問題集等をベースに頑張って作成しているようですが、多忙の中、一定の質と量の問題を作り上げるのは非常な困難が伴うと思います。そのせいもあってか、中には、毎年同じような問題が出題されるため、テスト自体が形式化している企業もあるようです。
 
 ケースや問題の作成はお任せください

 このように、ケースや問題の作成は、大変な作業であるのは間違いありません。担当者にとってそれなりに勉強にはなるかもしれませんが、持てる力はやはり本来の業務に傾注すべきです。

 当オフィスでは、中小企業診断士・社労士としてのコンサルティングや研修を通じて得たノウハウを基に、評価者研修やリーダーシップ研修におけるケーススタディの作成、管理職昇進試験の問題作成などを承っております。

 企業のニーズに合わせて、効率よく、リーズナブルに作成できますので、ぜひご活用ください。具体的な内容については、以下をご覧ください。


  評価者研修のケース作成