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2019/6/24

パワハラを受けやすい世代

 パワーハラスメントといえば、中年の男性上司が心無い言葉で若い部下を叱責する姿が思い浮かぶのではないだろうか。パワハラの被害者=若年者というイメージがある。 ところが、パワハラの行為類型によって、被害者の性別・世代に違いがあるようだ。

 連合が行った「仕事の世界におけるハラスメントに関する実態調査2019」では、職場でハラスメントを受けたことがある人を対象に、6つの行為類型ごとの被害状況を性別・世代別にまとめている。これを確認してみよう。

 まずは、「暴行・傷害などの身体的な攻撃」で目立つのは20代男性の35.1%(全体10.7%)である。20代男性が特別高く、女性は最も高い40代でも6.1%と低い。身体的な攻撃を受けやすいのは20代男性といえる。

 次に、「脅迫・名誉棄損・侮辱・ひどい暴言などの精神的な攻撃」は、8項目の中で最大の数値(全体41.1%)となっている。パワハラ行為のなかでも典型的なものといえそうだ。いずれの世代も高いが、特に目立つのは30代男性(52.9%)である。30代男性は精神的攻撃を受けやすいといえるようだ。

 「隔離・仲間外し・無視などの人間関係からの切り離し(全体21.3%)」は、40代男性(27.9%)、40代女性(26.5%)、50代女性(27.9%)と高齢層が目立つ。加害者からすると同世代や年上に対して、暴行や暴言はためらわれるので、このような手段をとるということだろうか。

 「業務上明らかに不要なことや遂行不可能なことの強制、仕事の妨害などの過大な要求(全体25.9%)」は50代男性(37.8%)と20代男性(35.1%)が特に高い。これは、30代・40代に比べて、仕事遂行能力が不足していたり衰えていたりするからかもしれない。総じて男性よりも女性が低いのも特徴である。

 逆の、「業務上の合理性なく、能力や経験とかけ離れた程度の低い仕事を命じることや仕事を与えないことなどの過小な要求(全体18.1%)」も20代男性(32.4%)が目立つ。これも女性は低い。

 「私的なことに過度に立ち入ることなどの個の侵害(全体22.7%)」は、30代女性(42.9%)が圧倒的に多い。総じて女性が多いのは、そのような行為に敏感だからだろうか。

 ついでにパワハラ行為以外も見てみると、「セクシュアル・ハラスメント(全体26.7%))」は、20代女性(43.1%)、30代女性(37.5%)と当然ながら女性が多い。また、「その他ハラスメント(全体42.9%)」は、40代男性(53.5%)、40代女性(53.1%)と40代が目立った。

 このようにパワハラの中身によって、被害者の性別・世代に結構な特徴があることがわかる。総じて、若い世代は直接的な第三者にもわかりやすいパワハラを受けやすく、中高年は間接的で一見わかりにくい陰湿なパワハラを受けやすいといえそうだ。
 

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