重本コンサルティングオフィス
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2019/9/22

AI時代に求められるスキル

 AIが普及すれば、仕事のやり方も大きく変わることは間違いない。当然、労働者に求められるスキル今と違ったものになるはずだ。

 それでは、どのようなスキルが求められるようになるのか? これについて、9月11日に労働政策審議会で報告・承認された「働く人がAI等の新技術を主体的に活かし、豊かな将来を実現するために」という報告書で、「AI等との協働に必要なスキル」として示されたものをまとめると以下の3点になる。

①企業・職場のレベルに応じたITスキル
 まずは、IT化が進んでいない企業では、基本的なITリテラシーの習得や保有する情報の電子化といった情報の整理等が必要である。さらにAI等を活用しようとする職場では、AI等を業務に組み込むためのより高度なスキル等が必要となる。このようなスキルは、AI等の浸透に伴い、より多くの労働者に習得が求められる。

②AIよりも人間が得意とするスキル
 AIが進展しても、課題設定、双方向のインタラクティブな対応、新しい発想、最終的な価値判断など、人間らしいまたは人間にしかできない業務は残る。こうした業務に求められるスキルを高めることで、より付加価値の高い製品・サービスを提供し、経済成長の源泉としていくことが期待できる。

③業務推進の基盤となるスキル
 これらの前提として、人間的資質(チャレンジ精神や主体性、行動力、洞察力など)や、対人関係能力(コミュニケーション能力やコーチングなど)等を高めていくことも課題となる。

 要は、ITスキルだけでなく、創造力やコミュニケーション力、チャレンジ精神など、人間ならではのスキルも必要ということだが、これに関し報告書では、どのようなスキルが重要かといった点で、労使間に認識の違いがあるという興味深い指摘をしている。

 具体的には、「コミュニケーション能力やコーチングなどの対人関係能力」「企画発想力や創造性」は、労使で生じている認識のギャップがそれほどない一方で、「情報収集能力や課題解決能力、論理的思考などの業務遂行能力」や「チャレンジ精神や主体性、行動力、洞察力などの人間的資質」は、認識のギャップが大きく、従業員が重要だと考える以上に、企業は重要だと考えているということである。特に前者の「業務遂行能力」は17.2%ポイントのギャップがあり、認識の差異は大きい。

 企業(使用者)の立場からすれば、AIも機械である以上、命令に即した一定のアウトプットしか期待できないが、人間の場合は、チャレンジ精神の発揮等により命令以上のアウトプットを期待できるということか。

 いずれにしても、ここで挙げられた②③のスキルは、現在においても重要なものである。AI時代には、さらにその重要性が高まるということかもしれない。

 冒頭で、「求められるスキルは今と違ったものになるはずだ」と述べたが、まったく変わってしまうというよりは、特定スキルの重要度が高まるというのが、より正確な表現と言えそうである。 
 

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